繊維製特殊加工品のことなら、わたしたちとご一緒に。

アサヒ繊維工業株式会社
ican

パラリンピック

第一製造部の松本です。
少し前の話ですが、パラリンピックの競泳競技を初めてテレビ観戦しました。

大変失礼な考えでしたが、パラリンピックはオリンピックのおまけ、障害者がどんな風に泳ぐのだろう、といった程度の、上から目線的な興味で見始めました。しかしそこには、様々な障害を持ちながらも、自分だけのオリジナルな泳ぎでタイムを競う選手達の、たくましく真剣な姿がありました。各自が編み出した独自の型で1番を目指す、自己ベストを目指す。競泳で自由形と言えば、ほとんどの選手はクロールですが、これこそが本当の「自由形」。一人一人の泳ぎを見ていると、今日この日を迎えるまでに試行錯誤しながら必死で練習してきた選手達、それをサポートするスタッフや家族の姿が想像され、気が付くと本気で応援していました。

本番の決勝の舞台で自己ベストを出し、感極まる選手。しかも、選手の一人は私よりもずっと年上だと後から知りました。前向きで勇敢な選手たちを見ていると、自分の今までの生き方を大いに反省させられましたが、勇気ももらえました。

・無いものを欲しがるより、あるものを磨き、言い訳なしでチャレンジする。
・何歳になっても努力・工夫してチャレンジする。


私も少しは近づけるように頑張りたいと思います。

★2021/10/15 by ASAHI FIBER INDUSTRY CO.,LTD.